鍛冶屋温泉

温泉
鍛冶屋温泉 久遠の湯

 今回は鳥取県八頭やず郡八頭町八東はっとうにある鍛冶屋かじや温泉を紹介します。

フルーツの町

 鳥取県の東部、県庁所在地である鳥取市の南に位置する八頭町はかつての“平成の大合併”で郡家こおげ町、八頭町、船岡ふなおか町、八東町の四町が合併して誕生しました。現在の日本国総理大臣である石破茂氏は鳥取県東部の選挙区である鳥取一区から衆議院議員として選出されていますが、その大本の支持基盤となる出身地はこの八頭町です。山間の山深い地域ですから、その主要産業は農業で、特に果樹の栽培が盛んです。そのため、町は“フルーツの町”を自称し、そのことを積極的にアピールしています。

 その八頭町の南寄り、旧・八東町に当たる地域に鍛冶屋温泉はあります。

八東地域福祉センター(鍛冶屋温泉 久遠の湯) · 〒680-0532 鳥取県八頭郡八頭町東593−1
★★★★☆ · 社会福祉センター

交通アクセス

 最寄りの都市である鳥取市から鍛冶屋温泉に向かう場合、第三セクターの鉄道である智頭急行を利用する方法もありますが、最寄り駅である徳丸駅から山の上にある鍛冶屋温泉にまで辿り着くのはなかなかに大変です。

 従って、実際に使う交通手段は自動車になると思われます(わたしはオートバイで訪れました)。その場合は恐らく国道 29 号線を利用することになるでしょう。鳥取から南方向に向かうとなるともう一本、国道 53 号線にほぼ平行して伸びる鳥取自動車道を使うことも考えられますが、その場合は道の駅《清流茶屋かわはら》のある河原かわはら ICインターチェンジ で下りて、“かわはら八頭フルーツライン”こと県道 324 号線で国道 29 号線に合流することになります。そのまま南に向かって国道 29 号線を進むと、右手の山の上に目的地である鍛冶屋温泉が見えてきます。

川の向こうに視線を懲らすと……。
山の上にポツリと建物が。

 そのまま国道 29 号線を進むと、この先に“道の駅はっとう”があることを示す大きな標識があり、そのすぐ先に鍛冶屋温泉があることを示す小さな標識があります。国道沿いにある鍛冶屋温泉への案内標識はこれただ一つですから、見逃さないようにしてください。

これが勝利の鍵だ! (ナレーション:小林清志)

 この標識の先にある交差点を右折して智頭急行の踏切と、八東川を渡る橋を通り、山の上へと進むと、目的地である鍛冶屋温泉にたどり着けます。経路を動画に撮ってたので、置いときますね。

鍛冶屋温泉への道
ご到着です。
かじや温泉|社会福祉法人 八頭町社会福祉協議会|地域福祉の推進事業|福祉サービス利用支援|在宅福祉サービスの提供|鳥取県八頭郡八頭町|
社会福祉法人 八頭町社会福祉協議会のかじや温泉です

 因みに、あまりにお山の上にあり過ぎる施設なので、駐車場にはこんな標識が……。

狙われてるぞッ!!

施設概要

 鍛冶屋温泉がある施設の正式名称は「八東地域福祉センター」です。八頭町の社会福祉協議会が運営する施設で、町民に対する福祉サービスの一環として温泉を提供しているのです。そして、そのついでに町外の一般ピーポーもそのおこぼれに預かれるってわけ。

あんまり温泉施設らしくないお役所然とした佇まい。

 入り口から入った正面にある受付で料金を払った後、建物二階の奥にある大浴場へ向かいます。あるのは男女別になった大浴場だけで、貸し切りの家族風呂などはありません。

利用料金

 社会福祉協議会が運営している施設なので、料金は割安です。八頭町民なら一人 300 円。町外の人でも 400 円で利用できます(2025 年 1 月現在)。

この値段の安さ!

 低価格の温泉施設だと料金が安い分アメニティも最小限に絞られていて、シャンプーや石けんを持参しないといけない場合がありますが、ここはリンス・イン・シャンプーとボディソープは備え付けられていました。その代わり、脱衣場の洗面台にあったのはティッシュの箱とドライヤーだけで、綿棒やヘアブラシ、ローション類はありません。

浴槽

 値段が値段ですから、お風呂の設備もシンプルそのものです。サウナはもちろん外湯の露天風呂すらなく、内湯の大きな浴槽に、蛇口が計七つある洗い場があるのみです。源泉の湧出量が豊富なのか、お湯をガンガンとオーバーフローさせてましたから、湯面に垢が浮きっぱなんてことはなく、清潔なおゆでした。

浴場の入り口

他設備

 ソファが並べてあるところと畳敷きのお座敷、休憩スペースは充分なスペースがあります。白バラ牛乳(鳥取県民のソウルドリンク)を始めとした飲料の自販機数台にコイン式のマッサージチェアが数台設置されていますが、残念ながら食事がとれる食堂はありません。宿泊もできなそう。

道の駅はっとう

 鍛冶屋温泉へと分岐する交差点から国道 29 号線をほんの数百メートルほど南に進むと、左手に《道の駅はっとう》があります。

道の駅はっとう

 お土産品や地元の産物が買える他、軽食を取ることもできるので、鍛冶屋温泉で食事にありつけなかった人はこちらを利用すればよいかと。因みにこの道の駅、なぜか売店の一角にバイク用品メーカーである TANAX の専用コーナーがあることで、一部のオートバイライダーの間で有名です。たまに TANAX の社員がやって来て、バイク用品のフィッティングイベントをやってたりするしなー。

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