比田温泉

温泉
湯田山荘

 今回は島根県安来市広瀬町東比田にある比田温泉を紹介します。

広瀬町東比田 · 〒692-0733 島根県安来市
〒692-0733 島根県安来市

安来の奥座敷

 今回の温泉、「安来市にある」と書きましたが、かなりのくせ者です。と言うのも海沿いにある安来市の中心市街地から南に 30km も山の中へと入らなければならないからです。もう一つ山を越えると、仁多郡奥出雲町に入ってしまうくらい山奥。

 そもそも安来市の南部に当たる広瀬町と言えば、戦国時代に安芸広島の雄・毛利氏と中国地方の覇を争った尼子氏の居城・広瀬富田城があったところです。江戸時代の頃は真田十勇士や里見八犬士ともに、尼子十勇士が物語本などで有名だったとか( Wikipedia はもちろん、広辞苑にも言及があります)。富田城は堅牢な山城だったそうですが、比田はその山深い広瀬町でも南西の端に位置します。

 町唯一の温泉(過去にはもう一つ温泉があったのですが、現在は閉業しています)である比田温泉は湯田山荘という一軒宿でのみ営業しています。

湯田山荘 | ようこそ湯田山荘へ
ようこそ湯田山荘へ

湯田山荘の場所

 島根県松江市を発して中国山地を縦断し、広島県竹原市へと至る国道 432 号線は松江を出た後に安来市に入り、比田地域を北東から南西に向けて抜けるわけですが、その国道から分かれて伯太町草野に向かう県道 258 号線沿いに湯田山荘はあります。周囲にはほとんど家が建て込んでいませんから、近くまで行けばすぐ分かると思います。

湯田山荘の看板

利用料金

 日帰り入浴の利用料金は大人一人 500 円です( 2025 年 1 月現在)。ポイントカードによる割引制度があるようでした。

お風呂

 大浴場はバブルジェット付きの内湯に打たせ湯とボディシャワー、 1 畳ほどの広さのミニサウナに一人サイズの水風呂と言ったところで、残念ながら露天風呂はありません。洗い場の蛇口は 6 つあって、広さはそこそこ。源泉が冷鉱泉なので加温しているとのことですが、つい最近施設を大幅改修したのだそうで、設備はなかなかに清潔。大浴場の外に学校の教室ほどもある休憩スペースがあって、飲料の自販機やマッサージチェアはもちろん、まんががぎっしり収まった本棚や自由に使えるファミコンや NINTENDO 64 なんかが置いてあって、お風呂上がりにまったりと時間を潰すのには困らなそうです。

他施設

 施設内は宿泊できるのはもちろん、お昼時には食堂も営業していて、手打ちのそばを食べることもできます。

まとめ

 ってな感じで、ふつうに観光ルートを回っているだけではなかなか出会えない、山奥の隠し湯っぽい比田温泉。ろくに携帯電話の電波すら届かない本物の隠し湯にはかないませんが、鄙びた田舎の湯治場って感じもありますので、興味を覚えた方は訪れてやってください。……でないと、この種の施設はいつの間にか消滅していたりするので(爆)

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