今回は島根県松江市玉湯町の玉造温泉にある日帰り温泉施設、「玉造温泉ゆ〜ゆ」を紹介します。
物理的に“高い”温泉
玉造温泉について当 Blog では「玉造国際ホテル RIVAGE CHORAKU」の記事で既に紹介しています。「 RIVAGE CHORAKU 」は玉湯川沿いの温泉街からは少し離れた宍道湖半にありましたが、今回紹介する「ゆ〜ゆ」の建物は温泉街のただ中——玉湯川の両岸沿いに軒を連ねる温泉旅館の並びの中にあります。玉湯川沿いの道は両岸とも日中ほぼ片側通行になっているので、車で移動の方はやや注意が必要です。

前出の通り、この施設は日帰り温泉施設なのですが、少々風変わりな特徴があります。多くの日帰り温泉施設は平屋もしくは二階建て程度の低層建築物であることが多いのですが、何と「ゆ〜ゆ」は五階建ての建物で、しかもその中核である入浴施設は最上階の五階に設けられています。別途宿泊設備が必要なホテルならともかく、日帰り温泉施設でこの設備形式は珍しい。

施設内の様子
大きな温泉地ではおなじみ、温泉むすめの当温泉担当、玉造慧の顔出し看板に出迎えられて建物の入り口を入ると、一階はお土産コーナーとなっています。 お土産コーナーにも、当然のごとく玉造慧の等身大立て看板と、温泉むすめグッズ販売コーナーがあります。



それらを華麗にスルーして一番奥に設置されたエレベーターで最上階へ向かいます。

案内看板の矢印に従って進み、休憩コーナーを突っ切ると、ようやく大浴場の受付があります。

料金
利用料金の支払いは受付の向かいにある券売機でチケットを購入し、受付の担当者に渡すスタイルです。大人一人の利用料金は 600 円 ( 2025 年 11 月現在)です。十回分の料金で十一回利用できる回数券もあるらしい。
浴槽
大浴場は内風呂と外風呂に分かれています。内風呂にはジェットバス付きの大風呂と乾式のサウナ、水風呂があります。水風呂はややサイズ小さめ。外風呂の浴槽は高低差のある二層に分かれていて、下側浴槽は腰までの浅いもの、上側浴槽は座ると大人でも水没してしまうほど深いものになっています。上側浴槽からオーバーフローした湯が下側浴槽へ滝のようにオーバーフローする打たせ湯になっているほか、二階くらいの高さからお湯が降ってくる打たせ湯ノズルも複数基が設置されています。更に、湿式のミストサウナ室も設けられる充実度。
他施設
エレベーターから受付に向かう途中に休憩コーナーがあり、自販機で飲み物を買って喉を潤すができます。靴を脱いで用事を遊ばせる遊具や、レトロなアップライト型アーケードゲーム機が数台設置されています。また、一階層下の四階にカーペット敷きの休憩室や、マッサージ室などがあるようです。



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