神石高原温泉

温泉
神石高原温泉

 今回ご紹介するのは広島県神石郡神石高原町にある日帰り温泉施設、神石じんせき高原温泉です。

https://maps.app.goo.gl/aSkVheV1MP4kj7zJ6

かつて小学校があった場所

 岡山県北西部の新見市を発して広島県北東部、庄原市東城を経由して南の福山市へと伸びる国道 182 号線。中国山地を貫くこの国道は途中で神石高原町を北から南へ縦断します。“平成の大合併”によって平成 16 年に成立した神石高原町は中国山地の山深くに散在する神石郡、甲奴こうぬ郡、安那やすな郡などの山村が三々五々合併を繰り返してできあがった町で、現在の人口はおよそ 7,500 人。町民全体に対する 65 歳以上の高齢者が占める割合である高齢化率が 50% を越え、人口減少が止まらない典型的な過疎の町です。

 そんな神石高原町のほぼ中央、国道沿いの井関地区にあるのが神石高原温泉です。北から国道を進んで、向かって右側にある施設へと入ると、そこがかつて小学校であったことを示す校門があります。

「三和町立井関小学校」の文字

 小学校の跡地であることを示す碑も建っています。

小学校跡であることを示す石碑

 現在は駐車場になっている場所(恐らくかつては校庭だったのでしょう)から奥を見渡すと、「あそこに校舎が建ってたんだろうな」と容易に想像できる不自然な空き地も見られます。

思わせぶりな階段

 そして、その奥に現在は温泉施設として運営されている建物があります。

かなりプレハブっぽい建物

 ここが神石高原温泉の施設になります。

神石高原温泉

施設の様子

 鉄製の階段を上ると、建物があります。サッシを開けて中に入ると、ロビーと呼ぶのもはばかられる八畳ほどの空間の奥に受付があるので、そこでバb……お姉さん・・・・に利用料金を払って、右手ののれんから浴場に進むことになります。

建物の様子

料金

 浴場の利用料金は大人一人 900 円です( 2026 年 2 月現在)。回数券による割引があるようです。

浴槽

 浴場は五人も入ればいっぱいになる浴槽に、洗い場が備えられています。建物が二つに分かれていて連絡通路で結ばれており、「内湯」と「外湯」とに分かれていることになっていますが、構造に大きな差はなく、「外湯」側の方が少々窓が大きくて外がよく見えるくらいしか違いが分かりませんでした。

 お湯はやや白濁した透明なもので、「とろみがある泉質」とのこと。源泉温度が 14.8 ℃と低い冷泉なので加温し、加水もしているようです。なぜなら、源泉の pH 値が 10.2 もあるから。いや、これ「とろみのある泉質」どころか、湯船に浸かるとアルカリに浸潤されて、皮膚表面の角質層が溶解するやないか! 「激落ちくん」の名前でおなじみのセスキ炭酸ソーダの溶液ですら pH 9.8 やぞ! みんなも風呂上がりにはしっかり温泉のお湯は洗い流そうな!

 因みに、物質の酸/アルカリ傾向を示す指数である pH 、昭和生まれのおじさんは中学校で“ペーパー”と読むと習ったのだが、令和の現在は“ピーエイチ”と英語読みするのが正解とされているのだとか。読み方の違いで年寄り扱いされるらしいので、みんな、気をつけよう! (ペーパーはドイツ語読みらしい)

他施設

 受付横の冷蔵ケースで冷えた飲料が現金で売られているようですが、施設内に自動販売機は置かれていないようでした。メインの建物の向かいに休憩室棟があり、畳敷きの座敷で休憩することはできました。

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