ハチ北温泉湯治の郷

温泉
ハチ北温泉湯治の郷

 どうもごぶサターン! (あいさつ) ほしみでございます。ひと月以上も記事を更新できなくて、申し訳ありませんでした。

 今年 2025 年は異常気象が極まっておりまして、 7 月にならないうちに梅雨が明けてしまい、以降猛暑が続いて、気象庁が連日熱中症警戒アラートの“危険”警報を連発する始末。要するに、国家が「今、不用意に外出するとタヒぬよ?」と言っているわけで、とても気軽に出かけることができなかったのです。とは言えひと月以上もエアコンの効いた室内に引きこもっているといい加減ストレスが溜まってくるわけで、お盆休みの最終日に久方ぶりに日帰り温泉に出かけて参りました。

 ってなわけで、今回ご紹介するのは兵庫県美方郡みかたぐん香美町かみちょうにあるハチ北温泉湯治の郷です。

https://maps.app.goo.gl/yeYyAkThTUkcof2CA

高原を名乗るにはあまりにも平地がなさ過ぎる

 兵庫県北部、かつて但馬と呼ばれた辺りは日本海の海岸線近くにまで山が迫り、平地が少ない地勢となっています。充分な耕作地がないので農業は総じて発達しづらく、日本海での漁業や傾斜地でも営むことのできる畜産業などが主要産業となります。黒毛和牛の代表品種として但馬牛は有名ですね。また、西日本でありながら降雪がそこそこあるところを生かして、スキーリゾートを売りにしている地域もあります。標高 1,200m を越える鉢伏山の北側に広がるハチ北高原も、スキー場を中心とした観光スポットとなっています。鳥取市から国道九号線を南東に向かい、道の駅ハチ北から県道を三キロメートルばかり登ったところがハチ北高原となります。……とは言え観光業界でもスキーは斜陽分野で、スキー場そばにある宿屋街はかなり裏寂れた雰囲気が漂っているのですけれど……。そんなハチ北にあって、ハチ北温泉湯治の郷は比較的建物が新しい日帰り温泉施設となります。

ハチ北温泉 湯治の郷 / Hachikita Hotspring
ハチ北温泉湯治の郷は、兵庫県北部に位置する温泉施設です。「山峡のいで湯」と称された温泉を心ゆくまでご堪能ください。
施設全景

 傾斜が急な県道沿いにある駐車場に車を止め、風情のある橋で大谷川という細い川を渡ると、こぢんまりとした日帰り温泉施設があります。レストランと大浴場があるきりで、宿泊はできないようです。スキーシーズン以外は基本的に土日、祝日のみの営業になるとのこと。公式ホームページにある営業カレンダーを事前にチェックしておくのが吉だと思われます。

利用料金

 入浴の利用料金は大人一人 700 円でした( 2025 年 8 月現在)。地元香美町の町民には住民割引がある他、回数券などもあるようです。また、スキーのオンシーズンである冬季はスキー場のリフト券を利用した割引制度もある様子。券売機がありませんから、入り口を入ってすぐの受付で、おばch…… お 姉 さ ん に現金で支払います。

浴槽

 男女に分かれた大浴場は基本的に内湯のみで、外湯の露天風呂やサウナはありません。家族風呂もナシ。黙って洗い場で身体を洗って、浴槽に首まで浸かって温まりましょう。一応ラジウム温泉をうたっており、温泉蒸気に含まれるラドン成分を吸入してホルミシス効果が得られるとのこと。まあ、同じ山陰地方に恐らく日本一有名なラジウム温泉である三朝温泉があるので、ほとんど宣伝効果がない気がします……。

温泉成分表

 ただ一点だけ特筆すべき点があります。この温泉、洗い場に常備されている手桶がすべて半透明の黄色いブラスチックでできており、底面には太丸ゴシック体でケロリン真っ赤な文字が! そう、この温泉施設に備え付けられている手桶は全てケロリン桶なのです! 令和のこの時代にケロリン桶を備えている温泉施設はかなりレアだと思います。

他施設

 既に述べた通り、この施設にはレストランが併設されていますので、必要に応じて食事を取ることができます。但馬牛の肉うどんやホルモン焼きうどん、牛コロッケなどのメニューがあるとのこと。

 一つ残念なのは施設内に飲料の自動販売機がないことです。ロビー横のお土産コーナーに牛乳類や缶ビールなどが入った冷蔵ケースがあるので、ブツを手に取って、受付で対人取り引きします。二階に休憩室があるとのことですが、わたしは面倒だったのでロビーに置かれた切り株椅子に座って冷たいフルーツ牛乳をいただきました。

風情のある看板

コメント

タイトルとURLをコピーしました