蒜山やつか温泉快湯館

温泉
蒜山やつか温泉快湯館

 今回ご紹介するのは岡山県真庭市にある日帰り温泉施設、「蒜山ひるぜんやつか温泉快湯館かいゆかん」です。

https://maps.app.goo.gl/RkVRzotdGffg9gt18

 この Blog でも以前に、この近くにある津黒高原温泉を紹介したことがありますね。

高原のラドン温泉

 岡山県の北部、中国山地のただ中となる、鳥取県との県境近くの地域は蒜山高原と呼ばれます。その名の通り上蒜山、中蒜山、下蒜山と呼ばれる三山の麓となっており、ジャージー牛を育てる酪農や、冬季のスキーリゾートなどが主な産業として知られています。

 この辺りは古くは美作国みまさかのくに大庭おおば郡あるいは真島ましま郡と呼ばれ、明治時代には併せて真庭まにわ郡とされました。山間に小さな町村が散在する地勢で、平成になってから新庄村一村を除いて市制を施行する真庭市へと合併しています。

 快湯館がある場所は旧・八束やつか村のあった場所で、「やつか温泉」の名はその旧称に由来します。現在でも、近くに八束幼稚園や八束小学校が存在しています。

 因みに、八束村の名前は横溝正史が著した有名な推理小説「八つ墓村」が書かれた際、タイトルの元ネタになったともされます。「八つ墓村」は名探偵・金田一耕助役に古谷一行や渥美清などを迎えて何度も映画やテレビドラマとして映像化された有名な作品です。近くにある津山市でかつて実際に起こった“津山 32 人殺し事件”や新見市の鍾乳洞など、付近の地域での事件や名所などを様々にコラージュして構成された推理小説ですが、そのネーミングも「やつかむら」→「やつはかむら」と連想したのだとか(当初「七つ墓村」で構想したけれど、語呂が良くなかったので「八つ墓村」に変えた、という説もあります)。

 快湯館の温泉は県境を越えた鳥取県側の有名温泉、三朝温泉と同じくラジウムを多く含んだラドン温泉なのだそうで、微量の放射線による“ホルミシス効果”を同じく売りにしているようです。

【公式】 蒜山やつか温泉 快湯館 | 蒜山高原スポーツ公園
温泉!ゴルフ!グラウンドゴルフ!サイクリング!テニス!プール!サッカー!野球!蒜山高原で温泉とスポーツを満喫できる総合施設です。

施設の様子

 国道 482 号線と 313 号線が合流する交差点のすぐ近く、 482 号線から脇道を一本入ったところにある快湯館は蒜山高原スポーツ公園の園内にある施設の一つです。屋外のグラウンドゴルフ場やテニス場、野球場、サッカー場の他、ゴルフ練習場、レンタサイクル、蒜山 B&G 海洋センター(中国山地のど真ん中なのに“海洋センター”っ!?)体育館など屋内スポーツの施設まで充実しているようです。快湯館自体は日帰り温泉施設となっており、露天風呂を備えた大浴場やサウナ風呂があります。

施設全景

利用料金

 入浴の利用は大人一人 740 円です( 2025 年 12 月現在)。地元・真庭市の市民には割引があるほか、割引回数券( 11 枚綴り)や各種カード提示による割引もあります。わたしはたまたま JAF (日本自動車連盟)の会員カードを自動車運転免許証と一緒に携行していたのを思い出したおかげで 600 円で済みました。

浴槽

 男女別に分かれた大浴場は露天風呂が洋風デザインになった“朝霧の湯”と和風デザインになった“夕霧の湯”とがあり、時期によって適宜切り替えているようです。

 内風呂は浴槽壁面にジェットバスを備えた大浴槽と底面から泡がガバーッと噴き上がってくるジャグジー付きのものの二つがあり、別にサウナ(同時に入れるのは4〜5人程度のごく小さなもの)が備えられています。露天風呂は前出の通り洋風デザインになったものと和風デザインになったものとがありますが、どちらも一部に屋根を備えた岩風呂風になっているようです。もちろん外気浴用の寝転び椅子も装備。他に、人が1〜2人くらいは入れる瓶風浴槽の水風呂もあります。

他設備

 受付のあるロビーには複数の自動販売機が設置されていて、風呂上がりに冷たい飲料を楽しむことができますが、残念ながら食事を摂れるレストランなどは併設されていません。

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