今回ご紹介する温泉施設は島根県出雲市平田町にある“いずも縁結び温泉ゆらり”です。
厨二病の郷(風評被害)
いわゆる“平成の大合併”で出雲市は周辺にあるいくつかの市町を合併しましたが、今回取り上げる“ゆらり”はそのうちの旧・平田市があった地域に所在します。かつて日本海を南北に行き来した北前船の影響か、出雲周辺は西日本の山陰地方にありながら、なぜか東北地方の一部に分布する、いわゆる“ズーズー弁”と呼ばれる方言が話される地域となっています。そのため、旧・平田市周辺のことは出雲弁では「雲州平田」を、思い切り鼻濁音を効かせて「うんすー ふらた」と発音します(豆知識)。
また、この辺りは旧・出雲国に於ける行政区割りでは「楯縫郡」と呼ばれていたそうですが……何この厨二病臭い地名。「楯縫」とは古代律令時代に神社などで盾を作ることを生業にしていた人々のことを指すらしいのですけれど、言葉の響きが格好よすぎる。そんなわけで、“ゆらり”の施設入り口横に設置された石碑には「湯元楯縫」の文字が刻まれているのでした。

場所としては国道 431 号線のうち、宍道湖の北側を走る“湖北線”と呼ばれる区間を松江から西に向かった先になります。

施設の様子

大通りから一本入ったところに、広い駐車場を備えた白い建物があります。「割烹温泉」を名乗っていることからもお分かりの通り、温泉と料理とが売りなようです。残念ながら、わたしはレストランの方は利用していないので、そちら側の様子やら味やらをお伝えすることはできません(やれやれ)。
肝心の温泉ですが、個室形式になった家族風呂は別として、男女別になった大浴場はそれぞれ「神楽の湯」、「八百万の湯」と名付けられています。恐らく、定期的に男女を入れ替えている模様。

因みに、泉質はこんな感じとのこと。

利用料金
大浴場の利用料金は大人一人 700 円です。ただし、土日祝日は 800 円と料金が変わりますから、要注意( 2026 年 1 月現在)。入口を入って靴を下足ロッカーに預けると、券売機がありますから、そこでチケットを買います。

で、そのチケットを受付に渡して売店コーナーやら休憩スペースを横目に、別棟になった大浴場へ進む、温泉入浴施設としてはごくスタンダードなスタイルとなっています。
大浴場
大浴場は内湯と外湯とに分かれています。内湯には広い大浴槽とサウナを完備。外湯には露天風呂があります。露天風呂は一部に屋根を備えた石庭園風大浴槽の他、一人で入れる小さな浴槽がそれぞれ三つばかり並んでいます。「神楽の湯」と「八百万の湯」とでそれぞれ瓶風と桶風のデザインになります。
その他の設備
入浴後のお楽しみ、休憩コーナーですが、かなり広々としていて、かなり充実しています。

マッサージチェアが充実しているのはもちろん、飲料の自動販売機が複数台設置されているほか、簡易キッチンがあって、ちょっとしたフードコートみたいになっています。





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